アートディレクター・グラフィックデザイナー
四国ガスグループのファンを育てるお手伝い!
四国ガスグループは言わずとしれた四国のインフラを支える重要な企業。ライフラインの自由化に伴いお客さまへのサービス向上を図るため、ガスの使用量に応じてポイントを付与する新しいサービスを開始することとなりました。
そこで、ネーミングやシンボル、CM、プロモーションの企画コンペが開催されることとなりました。提案において重視したことは、一般消費者の皆さまに幅広く認知されるのはもちろん、親しみを持って長く愛されるシンボルとなることです。
サービス名は3文字が呼びやすい、わかりやすく「ポイント」と入れた方が良い等、意見やアイデアを何度も出し合いました。ある時、サービスが芽吹き、育ち、花開くという発想から花のモチーフを検討していると、チューリップの種に“ガポタ”という種類があることを知りました。この3文字を頭文字に、「ガスで、ポイント、たまる」のキャッチコピーを乗せることができ「これだ!」と感激。
コンセプトが強く確立できる「ガポタ」に辿り着いたことで、チューリップをガスの炎に見立てたロゴマークが誕生しました。
CM制作時は、多くの人に覚えていただくために、こどもから大人までが口ずさんでくれるようなCMソングを検討しました。
こうした多くの方々の親しみがやがて四国ガスグループの社員の皆さまのモチベーションにも繋がり、社員の皆さまからも愛されるサービスとなります。
クライアントにも賛同いただき、晴れて「ガポタ」を消費者の皆さまのもとへ届けることができました。今や、テレビや路線バス、イベント会場など、至る所で目にすることができるサービスに成長し、「子どもがCMの歌を歌っている」「他県のガス会社に褒められた」といった反響をいただいた時は、少しだけ四国ガスグループのファンづくりに貢献できたようで大変嬉しく感じました。
そこで、ネーミングやシンボル、CM、プロモーションの企画コンペが開催されることとなりました。提案において重視したことは、一般消費者の皆さまに幅広く認知されるのはもちろん、親しみを持って長く愛されるシンボルとなることです。
サービス名は3文字が呼びやすい、わかりやすく「ポイント」と入れた方が良い等、意見やアイデアを何度も出し合いました。ある時、サービスが芽吹き、育ち、花開くという発想から花のモチーフを検討していると、チューリップの種に“ガポタ”という種類があることを知りました。この3文字を頭文字に、「ガスで、ポイント、たまる」のキャッチコピーを乗せることができ「これだ!」と感激。
コンセプトが強く確立できる「ガポタ」に辿り着いたことで、チューリップをガスの炎に見立てたロゴマークが誕生しました。
CM制作時は、多くの人に覚えていただくために、こどもから大人までが口ずさんでくれるようなCMソングを検討しました。
こうした多くの方々の親しみがやがて四国ガスグループの社員の皆さまのモチベーションにも繋がり、社員の皆さまからも愛されるサービスとなります。
クライアントにも賛同いただき、晴れて「ガポタ」を消費者の皆さまのもとへ届けることができました。今や、テレビや路線バス、イベント会場など、至る所で目にすることができるサービスに成長し、「子どもがCMの歌を歌っている」「他県のガス会社に褒められた」といった反響をいただいた時は、少しだけ四国ガスグループのファンづくりに貢献できたようで大変嬉しく感じました。
勝てる地域ブランドを作り出す!
スリーラインズ株式会社は、宇和島市の遊子というのどかな地域で「スジアオノリ」という品種の高級青のりを養殖している会社です。スジアオノリのブランディングについてご相談をいただいた際、愛媛や宇和島において海苔のイメージが全くないということと、一般的に流通している「青のり(アオサノリ)」との違いをどう伝えるかという課題がありました。
何度も現地に足を運び、試食もさせていただきながら、「口にふくむと、絹のようなふわっとした口当たりが特徴」「見た目が繊細で美しい」という感覚をベースに「きぬ青のり」というネーミングが生まれました。
市場調査や売場調査、ターゲット分析等を行いながら、商品の良さを最大限に引き出すパッケージやプロモーションツールの開発に取り組みました。販売を開始して間もなく、青のりを手に取ったお客様から「どう調理したらいいのかわからない」という声があったとお聞きしました。先行してパッケージのみを店頭に置いていたため、きぬ青のりの良さや家庭で作れるレシピがわからなかったのです。急いでそれらを掲載したリーフレットを制作し、商品横に並べて置いたところ、商品の売れ行きが3倍以上も伸び、クライアントに喜んでいただきました。
この仕事の中で一番のやりがいを感じたことを今でも覚えています。当初は課題だらけのミッションでしたが、それらを一つずつ丁寧に解決していくことで、着実に売れ行きや認知度が伸びていくことを実感することができました。きぬ青のりは今や、クライアントにおいて事業の柱となるほどに成長し、青のりを使った新商品開発も進行中です。
何度も現地に足を運び、試食もさせていただきながら、「口にふくむと、絹のようなふわっとした口当たりが特徴」「見た目が繊細で美しい」という感覚をベースに「きぬ青のり」というネーミングが生まれました。
市場調査や売場調査、ターゲット分析等を行いながら、商品の良さを最大限に引き出すパッケージやプロモーションツールの開発に取り組みました。販売を開始して間もなく、青のりを手に取ったお客様から「どう調理したらいいのかわからない」という声があったとお聞きしました。先行してパッケージのみを店頭に置いていたため、きぬ青のりの良さや家庭で作れるレシピがわからなかったのです。急いでそれらを掲載したリーフレットを制作し、商品横に並べて置いたところ、商品の売れ行きが3倍以上も伸び、クライアントに喜んでいただきました。
この仕事の中で一番のやりがいを感じたことを今でも覚えています。当初は課題だらけのミッションでしたが、それらを一つずつ丁寧に解決していくことで、着実に売れ行きや認知度が伸びていくことを実感することができました。きぬ青のりは今や、クライアントにおいて事業の柱となるほどに成長し、青のりを使った新商品開発も進行中です。